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「セルフリノベーション クッションフロア張りの巻④」

クッションフロア施工に必要な材料や事前準備とは?

2019/06/03 内村恵梨

文/内村恵梨

前回は、クッションフロア施工の具体的な流れとポイントについてお伝えしました。
今回は、一歩踏み込んだ内容として、2枚のクッションフロアをつなぎ合わせる「重ね切り」、そしてトイレの床の施工について説明していきます。

施工の流れ

クッションフロアの材料は横に1.8mあるので、狭い箇所だと一枚で貼れ、つなぎ目なく施工ができます。
1.8m以上の幅の部屋に施工する場合はどうなるのかというと、
壁紙と同じように、1枚目と2枚目をジョイント(つなぎ合わせ)していくのです。

2枚目を貼る手順は以下のようになります。
1. 2枚目を柄合わせしながら仮置きする
2. 1枚目と同様に半分ずつ糊を塗り、施工していく
3. 全面貼った後、ジョイント部分を重ね切りする
4. ローラーでジョイント部分をなじませる
5. ジョイント部分にシームシーラー(クッションフロア用目地処理剤)を塗布する

仮置きと柄合わせ

(写真① 仮置き、柄合わせ)

各手順のポイントを解説していきます。

ジョイントがある場合、1枚目を施工する際に、ジョイント部分は5cmほど糊を塗らないでおきます。
1枚目を貼った後、2枚目も仮置きから始めます。

仮置きの際は、1枚目に3~5㎝くらい重なるように置き、柄を合わせていきます。写真①の場合はフローリング調のクッションフロアなので、1枚目と2枚目のフローリングの目地部分を合わせていきます。

柄合わせのポイントは、上に重なっている部分をぱらぱらとめくり、残像で柄を合わせることです。この時、できるだけ真上から見るようにしましょう。
柄を合わせたら養生テープなどで何か所か仮トメして、ずれないようにしておきます。

仮置き後の施工のポイント

(写真② 要領を掴めば作業は難しくありません)

仮置きをしたら、後は1枚目の手順と同じように施工を進めます。
このとき、1枚目はジョイント部分の5㎝程の部分に糊を塗っていないので、この部分もめくりながら糊を塗っていきます。

ジョイント部分の施工ポイント

(写真③重ね切りとスチールローラー)

2枚目の全面を貼ったら、最後にジョイント部分を重ね切りしていきます。
ステンレス定規などを使い、フローリングの目地を残すように1枚目と2枚目を重ねて切っていきます。
切った後、余分な材料を取り、重みのあるスチールローラーでジョイント部分を圧着していきます。

最後に、つなぎ合わせた部分に「シームシーラー」と呼ばれるクッションフロア用目地処理剤を塗布します。これはクッションフロア同士を接着するもので、つなぎ目からの水の浸透や、クッションフロアの剥がれを防ぎます。

シームシーラーは5分ほどで乾きますが、この間にこの箇所を踏んだりすることのないよう、気を付けてください。

トイレのクッションフロア貼りのポイント

(写真④トイレの施工)

最後に、トイレのクッションフロア貼りについてポイントをお伝えしていきます。
糊を塗ったり余分をカットしたりするのは、今までにご説明したものと同じですが、トイレのクッションフロア張替えの場合は、便器の部分をくり抜く作業がでてきます。
トイレのクッションフロア施工の手順は以下のようになります。
1. 奥から手前まで一気に糊を塗る
2. トイレの幅に合わせて切ったクッションフロアを、手前から敷いていく
3. 便器にあたったら、縦にまっすぐ切り込みを入れる
4. 便器の左右にクッションフロアを回しこみ、便器の周りは放射線状に細かく切り込みを入れて便器の曲線に沿わしていく
5. 余分をカットする

全4回「セルフリノベーション クッションフロア張りの巻」はいかがでしたでしょうか?

実際にやってみないとわからないこともあるので、もし不安であればクッションフロアの貼り方講座などに参加してみることをおすすめします!
次回はクッションフロア同様に人気の床材、「フロアタイル」の施工についてお話しします。お楽しみに!

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