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あなたも「破綻」予備軍に!

住宅ローンで「持ち家貧乏」が増殖中!? ゆとりある持ち家ライフを実現する3つのポイント(1/5ページ)

横山晴美横山晴美

2017/08/18

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「持ち家貧乏」ってどんな人たちのこと?


(c) oka - Fotolia

持ち家貧乏という言葉を聞いたことはありませんか?

持ち家貧乏とは何か、その明確な定義はありません。ただ、一般的には、持ち家貧乏とは「住宅ローン返済に苦しんで家計が困窮している人」のことと言っていいでしょう。

持ち家貧乏の怖いところは、その状態に陥ってからでは、問題を解決するのはむずかしいという点です。

また、現在は問題なく住宅ローンを返していても、将来的に家計が破たんするリスクを抱えている「持ち家貧乏予備軍」の人たちもいます。本物の持ち家貧乏に突入する前に、事態を把握して回避しなければなりません。

潜在的な持ち家貧乏の人も含めると、持ち家貧乏の割合は意外と高いかもしれません。

「潜在的持ち家貧乏」とは

現在は滞りなく返済を続けていても、毎月の返済がギリギリで貯蓄ができていない世帯は要注意です。ボーナスや残業が減ったり、子どもが成長して教育費が増えたりすると途端に返済不能に陥ってしまうからです。

まさに「潜在的持ち家貧乏」と言えるでしょう。

そうした状況に危機意識をもって、なんとかしなければと考えている人であれば、持ち家貧乏を回避できる可能性が高いです。しかし、いまは何とかなっているし、これからもなんとかなるだろうと、将来のリスクを見て見ぬふりをしている人は、本物の持ち家貧乏に陥ってしまうでしょう。

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この記事を書いた人

ライフプラン応援事務所代表

ファイナンシャルプランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー。企業に属さない独立系FPとして、2013年ライフプラン応援事務所を立ち上げて以降、住宅相談を専門に扱う。マイホーム相談では保険見直し、教育費、退職後プランなど総合的な視点で資金計画、および返済計画を考案。相談業務のほか、セミナー講師、執筆業など情報発信、啓蒙活動にも力を入れている。 「自分の家計は自分で守る」をモットーに、丁寧でわかりやすい面談が好評。 また、給付金や控除など、消費者のための制度を調べるのが得意で、「ここが使いにくい」「誰のための制度なのか」などとケチをつけるのが好き。

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