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「頭金ゼロ」でラクラク家を買う方法

住宅ローンの借入額決定と返済計画に必須

FPが教える! 住宅購入時にかかる物件価格以外の「諸費用」リスト【完全保存版】

2016/08/30 牧野寿和

住宅を購入する際には、物件価格以外にも、引っ越し費用や税金のほか修繕費など、いろいろな諸費用がかかります。つまり、住宅ローンの借入額や返済プランを考えていくには、物件価格だけではなく、これからかかる費用を洗い出しておく必要があるのです。具体的にどんなお金がかかるのか見ていきましょう。

住宅を買うと物件価格以外にもいろいろなお金がかかる

住宅を購入する際には、物件価格以外にもいろいろな諸費用がかかります。また、購入した後にも税金がかかりますし、マンションであれば管理費や修繕積立金、一戸建てであれば何年かおきに修繕やリフォームにかかるお金が必要になります。

 

つまり、住宅ローンの借入額や返済プランを考えていくには、物件価格だけではなく、諸費用や購入後にかかる費用を洗い出しておく必要があるのです。これをせずに、住宅を購入した後で、「こんなにお金がかかるなんて知らなかった」と言ってもどうしようもありません。

 

人生の三大資金と言われますが、住宅費以外にも子どもの教育費老後資金といった大きなお金が必要になります。住宅ローンや維持、修繕費用など、住宅にかかるお金をなんとか賄ったはいいけれど、教育資金や老後資金の準備がまったくできない…などということにならないよう、しっかり家にかかるお金を把握しておきましょう。
それでは早速、具体的にどんなお金がかかるのか見ていきましょう。

 

どんな費用が、いつ必要になるのか?

まずは、諸費用と呼ばれるお金についてご説明します。

住宅の購入に伴う諸費用の額は、購入した物件の種別や、借入金の額によって左右されますが、新築物件で物件価格の3〜7%、中古物件で6〜10%が目安です。

諸費用の具体的な内容については、

 

・物件の申し込み時
・物件の引渡し・決済まで
・物件引き渡し後
・マイホーム維持費

 

の4つの時期に分けて、一覧にまとめたのでご覧ください。

 

物件の申し込み時にかかるお金

(図表1)物件の申し込み時にかかるお金
(図表1)物件の申し込み時にかかるお金
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クリックすると図が拡大します(図1)

物件の引き渡し、決済時にかかるお金

(図2)物件の引き渡し、決済時にかかるお金
(図2)物件の引き渡し、決済時にかかるお金
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クリックすると図が拡大します(図2)

物件引き渡し後にかかるお金

(図3)物件引き渡し後にかかるお金
(図3)物件引き渡し後にかかるお金
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クリックすると図が拡大します(図3)

物件引き渡し後にかかるお金

(図4)物件引き渡し後にかかるお金
(図4)物件引き渡し後にかかるお金
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クリックすると図が拡大します(図4)

引っ越し費用、家具の購入費用も忘れずに

たとえば、住宅金融支援機構の「住宅取得に係る消費実態調査(2014年度)」によると、平均引っ越し費用は、建売住宅で16.4万円、新築分譲マンションで19.5万円、中古住宅で19.1万円と、決して小さくない金額がかかっています。

 

また、マイホームの建築・購入後、1年以内に家具・家電など耐久消費財の購入にかかった平均費用は、建売住宅で約105万円、新築分譲マンションで約86万円、中古住宅で約71万円となっています。

 

こうした費用はもちろんのこと、表札、合鍵、植栽、靴箱などの備品購入費も予算化しておかないと、無駄遣いをしてしまいがちです。

 

なぜなら、この頃には住宅ローンの融資も下り、数百万円、数千万円単位の買い物に慣れてしまっているからです。

そのため、住宅購入前とは金銭感覚がズレてしまい、これまで数千円の買い物に慎重になっていた人も、数万円単位の買い物に抵抗を感じにくくなってしまうものなのです。

 

「不動産取得税」は忘れたころにやってくる

物件引き渡し後の「不動産取得税」にも注意が必要です。この税金は都道府県税として 徴収されるのですが、その徴収の通知が送られてくる時期は、新居に住み始めてから半年後あたりだからです。

マイホームの規模にもよりますが、徴収額は20万円前後くらいからが多く、まとまった額となります。

 

このほか、特に戸建ての場合は、何年かおきに修繕やリフォームの必要も出てきます。費用を計画的に準備しておくようにしましょう。

 

住宅の購入を考えている人は、まずはこの記事の一覧表を参考にして、費用の洗い出しをしてみましょう。

 

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