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ドナウの真珠

美しく見えるインテリアのポイント

料理上手なハンガリー女性に学ぶ 快適なキッチン&ダイニングのつくり方

2015/12/23 パップ英子

ヨーロッパのなかでも美食の国として有名なハンガリー。食に深いこだわりを持つハンガリー人家庭のキッチンをご紹介しながら、美しく見えるインテリアのポイントについて説明したいと思います。

パプリカ、はちみつ、ワインなど、ハンガリーは食の名産品が豊かな国

©FinoMagazin

 ハンガリーといえば、はちみつ、トリュフ、ワイン、パプリカ、トマト、そしてマンガリッツァ(豚)など、食の名産品が豊かで美食の国として有名です。

 美食の国ハンガリーでは料理上手なご婦人が多く、食のレパートリーが多いことでも知られています。

 今回は、食に深いこだわりを持つハンガリー人家庭のキッチンをご紹介しながら、美しく見えるインテリアのポイントについて説明したいと思います。

こまごまとした食材は立てる収納でより使いやすく

 1軒目は、ハンガリーの首都ブダペストの郊外にある市、ブダオロシュ(Budaors)にお住まいのレイカさんご一家。上の写真は、レイカさんのお宅のキッチンの風景です。

 食べ盛りの小学生のお子さんが3人もいらっしゃるレイカさんですが、平日はお仕事とお子さん達の送迎(学校や習い事)以外、ほとんどの時間をこちらのキッチンで過ごされているそう。
 全体的なカラーをオフホワイトとベージュ系で統一し、とても温かみのある空間ですね。

 キッチンカウンターの作業台がとても広く、調理がしやすいように工夫されたU字型(コの字)のクローズキッチン。
 壁にはキッチンカウンターの色みと統一したオフホワイトのシェルフを設置して、調味料などのこまごまとした食材の収納場所を増やし、とても使い勝手が良さそうです。

 写真をご覧いただくとおわかりかと思いますが、ハンガリーで市販されるほとんどのガス台はオーブンが内蔵されているタイプ。
 ハンガリーの各家庭では日々、オーブンをフル活用し、クッキーやケーキを焼くなど、スイーツも自家製というお宅がとても多いんです。

テーブルクロスで変化を楽しむ、アジアンミックスなダイニング

©FinoMagazin

 クローズキッチンの隣の部屋につづくのは、オリエンタルなデザインのランプや、背もたれが広くてゆったりとした籐のチェアが目を引くダイニングルーム。

 テーブルクロスも全体の雰囲気に合った柄をチョイスしています。レイカさんは季節毎に、また、その日の気分に合わせて、テーブルクロスを頻繁に替えるそうです。

 いつもと変わらないダイニングルームも、テーブルクロスをかけるだけでいろんな表情が楽しめますね。
また、こちらのお宅にはテラスにもダイニングテーブルがあり、お天気の良い日はテラスでお庭や景色を眺めながらランチをいただくそうです。

 レイカさんご一家のように、こだわりの空間で食事を豊かに味わいたいものですね。

お気に入りのカップは壁にかけ見せる収納がポイント

©FinoMagazin

 次は、ハンガリー第2の都市・デブレツェン(Debrecen)にお住まいの、アニタさんのキッチンから。
ご主人と2人暮らしのアニタさん。新婚のご夫妻はお互いに料理が大好きで、ケーキやクッキーなどのスイーツも週末に2人で手作りされるそうです。

 そんな仲良しご夫妻のキッチンはオープンキッチンですが、なかでも印象に残るのが、壁に備え付けた大きなウッドシェルフ。

 アニタさんはカップスープで有名な食品メーカーのマグカップを集めるのが趣味。そんな大好きなマグカップたちはS字フックを使い、すべて壁にかけて収納しています。

 調味料やコーヒー、お茶、パスタ、お米なども、ホーローやガラスのキャニスターに詰め替えているのがインテリアのポイント。キッチンにはこまごまとした物であふれてしまうので、壁にシェルフを設置して、見せる収納を実践しているのが素敵ですね。

 キッチン、ダイニング、リビングが1つになったLDKのアニタさんのお宅。
 全体的に木目が見える木の素材を多用し、自然の温もりにあふれたカントリー・テイストなインテリアが心地良いですね。

 最初にご紹介したレイカさん、アニタさんのキッチンに共通するのは、インテリアの素材や色みを統一している点と、調味料など常備している食材を見せながら取りやすく収納している点です。

 キッチンという物が多い場所だからこそ、壁のスペースを多いに活用し、お気に入りのキャニスターに入れ替えて見せながら収納し、ゴチャつきを解消しているところは大変参考になりますね。

 今回はハンガリー人のお宅のキッチンをご紹介しながら、オシャレかつ実用的なインテリアのポイントをご説明しました。次回もまた、収納方法に着目しながら、素敵なインテリアをご紹介したいと思います。ぜひお楽しみに。

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