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「セルフリノベーション フロアタイルの巻①」

施工や手入れがしやすく高級感も出る床材「フロアタイル」とは?

2019/07/03 内村恵梨

前回までのクッションフロアと並び、住宅や店舗など様々なところで採用されている床材、「フロアタイル」。今回は、そのフロアタイルとはどんな材料なのか、ご紹介していきます。(文/内村恵梨)

フロアタイルってどんな床材?

(写真① フロアタイル)

フロアタイルは、塩化ビニル素材の床材です。
クッションフロアも塩化ビニル素材ですが、クッションフロアがシート状なのに対し、フロアタイルはフローリング材のようにピースに分かれています。

フロアタイルは表面が硬くて傷つきにくいので、店舗などで良く使われてきましたが、最近は住宅、特にリフォームにおいてよく使われるようになりました。

デザイン性も高く、フローリング調や石目調など多彩なデザインがあります。 木目などの凹凸も再現されているので、本物のような素材感で、高級感が演出できます。木のフローリングに見間違えてしまうほどです。ピースの形は正方形または長方形です。

厚みはメーカーによって多少異なりますが、だいたい2.5mmか3mmです。
表層の強度を保つ層が厚いので、耐久性に優れています。土足での使用もOK。
重い家具を置いても、クッションフロアのように跡が残るといったことがありません。

クッションフロア同様塩ビ素材なので耐水性もありますが、タイルとタイルの間の目地部分から水が入り込むので注意が必要です。

フロアタイルは施工性が良いのも人気のポイントです。既存の床(フローリングやクッションフロアなど)の上からそのまま貼ることができます。カッターで簡単にカットできるので、使用する道具が少ないのも◎。ピース形状なので、傷がついた場合などはその部分のみ剥がして交換することも可能です。

フロアタイルを使用するメリットとデメリット

(写真② フロアタイル仕上げの部屋)

床材を選ぶ際は、予算や部屋の用途に合わせて検討をする必要があります。
フロアタイルのメリットとデメリットを見ていきましょう。

【メリット】
・フローリングに比べると材料が安い
・耐久性があり傷がつきにくい
・耐水性があり手入れがしやすい
・クッションフロアより質感がリアルでおしゃれに見える
・クッションフロアのようにクッション性はないので、タンスなどの家具を置いてもへこまない。土足もOK
・施工が簡単で、傷んだ部分のみ張替えも可能

【デメリット】
・クッション性はないので、踏み心地が硬い
・硬い素材なので、足腰の悪い方や、地べたに座って過ごすことが多い部屋には不向き
・防音性はないので遮音性のある床材の指定があるマンションなどで使えない(遮音フローリングの上から貼るのは可)
・耐水性はあるが目地から水が入る可能性がある

フロアタイルで実現できること

(写真③ 部屋のイメージに合わせて選べる)

フローリング調のものだけでも非常にたくさんの色や柄があり、材料の横幅も異なります。
幅(長方形の短い方の長さ)は、100mmや150mm、180mmなど種類がありますが、幅広のものが現在はトレンドのようです。

写真右のようにグレーがかった、エイジドウッド風のものを使えば、部屋は明るい雰囲気になり、カフェのようなおしゃれな空間に。

一方、写真左のようなブラックでつるつるとしたフロアタイルを使えば、都会の高級なマンションのような非日常感が演出できます。

ナチュラル系、ビーチリゾート風、カフェ風、北欧風など、好みのイメージに合わせて選べるのが嬉しいですね。

気になる材料のお値段は?

フロアタイルの価格は、平米4,000円~8,000円程度です。
6畳の部屋が約10平米とすると、材料代は約40,000円+フロアタイル用糊約4,000円となります。
表はクッションフロア、フロアタイル、フローリングと比較したものですが、クッションフロアよりは高級感は出したい、けれどもフローリング工事をするのはちょっと……というときにちょうどいい床材がフロアタイルです。

施工に必要な道具は?

(写真④必要な道具)

フロアタイルの施工には、多くの道具を必要としません。
必須なのは、
① カッターLサイズ
② 鉄製ローラー
③ 曲尺(30cm×15cm)
④ 墨つぼ

基本はこれだけの道具で施工ができます。
プラスアルファとして、豆カンナ(小さいサイズのカンナ)を用意しておくと微調整に使えてよいです。

鉄製ローラーや墨つぼは、クッションフロア施工の時にも使うので、フロアタイルだから特別に必要、というものがないのが手軽でいいですね。

いかがでしたか?
今回はフロアタイルの特徴についてご紹介しました。
DIY施工もしやすい材料なので、次回は施工方法についてお話していきます。
お楽しみに!

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