はっきり言おう! 新築区分マンション投資は儲からない(1/5ページ)
尾嶋健信
2016/04/06
不動産投資は、物件の種類ごとに6パターンあり
先日、ある不動産投資セミナーに参加した人から、次のようなお話をうかがいました。
「不動産投資セミナーでは、『この物件に投資すれば儲かる』という話ばかり聞かされるけど、自分たちには不動産投資の基礎知識が欠落しているので、その儲け話が本当なのかどうか、判断のしようがありません…」
そこで今回から、そもそも不動産投資にはどのような種類があって、それぞれどんなメリットとデメリットがあるのか、物件ごとに分類しつつ、解説していこうと思います。不動産投資の基礎の基礎として、ご理解いただければ幸いです。
不動産投資を、物件の種類ごとに大まかに分類すると、次の6パターンになります。
(1)区分マンション投資
(2)戸建投資
(3)地方高利回りアパート投資
(4)RCマンション投資
(5)新築アパート投資
(6)競売物件投資
これらのなかで、今回は(1)区分マンション投資についてお話ししましょう。
この記事を書いた人
満室経営株式会社 代表取締役
1970年、神奈川県逗子市生まれ。青山学院大学経営学部卒業。 大学卒業後、カメラマン修行を経て、実家の写真館を継ぐ。その後、不動産管理会社に勤務。試行錯誤の末、独自の空室対策のノウハウを確立する。 2014年時点で、500人以上の大家さんと4000戸以上の空室を埋めた実績を持つ。著書に「満室革命プログラム」(ソフトバンククリエイティブ)、「満室スターNO1養成講座」(税務経理協会)がある。 現在、「月刊満室経営新聞(一般社団法人 日本賃貸経営業協会)、「賃貸ライフ(株式会社 ビジネスプレス出版社)」にコラム連載中。 大前研一BTT大学不動産投資講座講師。