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売却したときの手取りはどうなる?

マンション売却時にかかる費用と、戻ってくるお金を全網羅。いつどんなお金が必要になる?(1/5ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2017/10/24

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マンションを売却するには費用がかかる


(c) beeboys – Fotolia

ライフスタイルの変化や転勤などの事情で、愛着のあるマイホームを手放す決断をすることになるケースもあり得ます。マンションを売却する際には、購入の際と違って、物件選びで迷ったり、住宅ローンの審査を考えたりする必要はないので、「いくらで売りたいか」を考えることが大切です。

ただし、たとえば3000万円の売値で買い手との契約が成立したとしても、みなさんの手元には3000万円が残るわけではありません。売却するにも費用がかかるからです。

売却したときの手取りがいくらくらいになるのか目安を知っておくためにも、マンション売却にかかる費用を知っておきましょう。

マンション売却にかかる費用はこれだけある

まずは、マンション売却にかかる費用にはどんなものがあるのか、その全体像を把握しておきましょう(図表1)。

(1)仲介手数料

(2)登記費用

(3)印紙税

(4)一括繰り上げ返済手数料

(5)譲渡所得税

ここであげた費用のなかには、必ず支払わなければならない費用と、場合によっては支払わなくてもいい費用があります。それぞれの費用の性格と支払うタイミングについて、具体的に見ていきましょう。


(図表1)マンション売却にかかる費用

次ページ ▶︎ | <1>仲介手数料 

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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