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中古マンションは本当におすすめ?

中古マンションを購入するメリット・デメリットは? 不動産のプロが徹底解説!(1/7ページ)

菅 正秀菅 正秀

2017/11/02

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人気の中古マンション! そのメリット・デメリットは?


(c) tatsushi – Fotolia

いま、マイホームの選択肢として、中古マンションの人気が高まっていることをご存知ですか? 実は、首都圏では、新築マンションの成約数より中古マンションの成約数が上回っているほどです。

不動産経済研究所が発表した2016年の首都圏の新築マンションの供給戸数は3万5772戸、一方、2016年の首都圏での中古マンションの成約数は、東日本レインズのデータによると、3万7198件となっており、中古マンションの契約数が新築マンションの供給戸数をも上回っていることになります。

「絶対に新築がいい!」「中古を自分好みにカスタマイズしたい」など、考え方は人それぞれだと思いますが、中古派はもちろん、あなたが新築派であっても、ぜひ中古マンションも選択肢として考えてみることをおすすめします。

そのための検討材料として、ここでは中古マンションを購入するメリット・デメリットを客観的に考えてみましょう。

中古マンションの5つのメリット

まず、中古マンションのメリットです。中古マンションのメリットとしては、次の5つがあげられます。

<1>価格が安い

<2>気に入った地域・場所で選ぶことができる

<3>新築に比べて立地がいいものが多い

<4>実物を見学できる

<5>リフォームして、自分の好みの住環境がつくれる

それぞれのメリットについて、具体的に見ていきましょう。

次ページ ▶︎ | <メリット1>価格が安い 

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この記事を書いた人

株式会社フェリーズディア 取締役チーフコンサルタント

宅地建物取引士、マンション管理士、住宅ローンアドバイザー、福祉住環境コーディネーター。 1958年、大阪府大阪市生まれ。創価大学法学部卒業。大学卒業後、弁護士事務所に勤務、宅地建物取引士資格取得を契機に大手不動産会社に転じる。法律知識を活用し中古住宅、中古マンションの仲介営業を担当。 その後、顧客と一緒にモノづくりをするために、地域中小建設会社に移り、注文住宅・賃貸マンションの受注営業を担当。大手建設会社との競合が激しい中、操業以後に流入してきた近隣住民のクレームにお悩みの経営者さんに、不動産会社時代の人脈を使い工場の移転先を斡旋した上で、その跡地に93戸の賃貸マンション建設の受注をするなど、15年間で約32億円の受注する実績をあげる。現在は、建築にも明るい不動産コンサルタントとして、不動産会社のエスクロウ業務(契約管理)・新人社員指導等を行なっている。 一生に一度の買い物ともいえる住宅の購入をアシストできる人材を育成し、業界の健全な発展に貢献すべく活動中。

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