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低コストで床のリノベーション! クッションフロアとは? 「セルフリノベーション クッションフロア施工に必要な材料や準備とは?」(1/4ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/04/02

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必要な材料は?


(写真①左上CF、右上糊、左下パテ、右下シームシーラー)


クッションフロア施工に最低限必要な材料は、クッションフロアと糊だけ!

クッションフロアは、大きめのホームセンターなら手に入ることもありますが、ネットショップなら種類も豊富で、1mから購入することができます。

糊もネットショップで購入できますが、代表的なものはヤヨイ化学の 「プラゾールNP-2000エコロン 」や、東リの「エコロイヤルセメント」です。成分はゴム系ラテックス形のものを使用します。似たような床材用の糊で、成分がアクリル樹脂系のものがありますが、こちらはフロアタイルに使用するものなので、間違えないように注意してください。

その他場合によっては、パテとシームシーラーが必要になってきます。

パテが必要なケースは、下地の床が凸凹しているとき。クッションフロアは1.8mの薄い床材なので、凹凸をかなり拾ってしまいます。下地のベニヤが部分的にめくれているときや、部分的に凹んでいるときは、床用のパテを使って平滑にします。

床用のパテのおすすめは、ヤヨイ化学の「アースタック」もしくは「アースコート」。コンパネ(合板)、モルタル下地のどちらにも使用できます。

また、シームシーラーは、2枚以上の材料をつなぎ合わせた際に、ジョイント(つなぎ目)部分が将来的にめくれたり剥がれたりするのを防止する接着剤です。溶剤なので、材料を溶かしてくっつけるような仕組みになっています。

次ページ ▶︎ | 材料の割り付けの考え方 

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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