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得する住宅ローン選びの考え方とコツ

住宅ローンをお得に借りたい! 借入れにかかる諸費用を抑えるためにチェックすべき3つの費用(1/4ページ)

横山晴美横山晴美

2017/06/29

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家を買うには物件価格以外にも「諸費用」がかかる

住宅を購入する際には、物件価格の他に「諸費用」と呼ばれるお金がかかります。住宅購入を決める前には、この諸費用を含めて資金計画を考えなければなりません。最近では、この諸費用を含めて融資を受けられる住宅ローン商品が登場していますが、返済負担を減らすためにも、諸費用については現金で用意することをおすすめします。

この諸費用がどれくらいかかるかについては、新築物件の場合は物件価格の3〜7%、中古物件の場合は6〜7%が必要と言われています。

住宅取得時にかかる諸費用の種類と内容を一覧にまとめましたので見てみましょう。

ちなみに、税金や登記費用については、ほぼ土地・建物価格が基準になって金額が決まるので、購入価格が高いほど諸費用の負担も大きくなります。

(おすすめ記事)
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住宅ローンを借り換えるときにも諸費用がかかる

住宅ローンの諸費用は、新規に借り入れるときだけでなく、借り換え時にも発生します。借り換えするローンの印紙税や事務手数料、保証料のほか、抵当権者も新たな借入先となる金融機関に変わるため、抵当権の設定も行なうことになります。

借り換えに伴う諸費用は、住宅購入時の諸費用よりは低い金額ですみますが、住宅ローンの借り換えで軽減できる返済額を諸費用が上回ってしまっては借り換えする意味がありません。

借り換えについては、その効果をシミュレーションした上で判断してください。

次ページ ▶︎ | 金利だけでなく「諸費用」も重要な判断基準になる 

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この記事を書いた人

ライフプラン応援事務所代表

ファイナンシャルプランナー(AFP)、住宅ローンアドバイザー。企業に属さない独立系FPとして、2013年ライフプラン応援事務所を立ち上げて以降、住宅相談を専門に扱う。マイホーム相談では保険見直し、教育費、退職後プランなど総合的な視点で資金計画、および返済計画を考案。相談業務のほか、セミナー講師、執筆業など情報発信、啓蒙活動にも力を入れている。 「自分の家計は自分で守る」をモットーに、丁寧でわかりやすい面談が好評。 また、給付金や控除など、消費者のための制度を調べるのが得意で、「ここが使いにくい」「誰のための制度なのか」などとケチをつけるのが好き。

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