入居者さんに入居者募集を「邪魔」されないために、気遣うべきこと!(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/10/12
イメージ/123RF
入居者さんが、ほかの入居者の募集を邪魔する…! どういうことでしょうか?
実はこれ、とてもよくあることです。しかも、怖いことにオーナーはその事実にまったく気がついていなかったりもします。
具体的には、
・いま現在物件に住まれている入居者さんの行動やその結果によって
・内見に来られた方が「この物件には住みたくない」と、入居を避けてしまう
のです。こんな例が代表的です。
・ゴミ置場が無秩序。荒れている
・駐輪場が無秩序。荒れている
・郵便受け付近にチラシが散らばっている
・入居者の私物が部屋の外に置かれている
以上は、本当によく見られる「四大事象」です。内見者の多くがこうした物件への入居はなるべく避けようとするはずです。さらにエスカレートすると、こんな風景も見られるようになります。
・廊下などの共用部分に、ゴミや、タバコの灰、吸殻が落ちている
これを見て、その物件に好んで住もうとする人はまずいません。住む人がいるとすれば、それは、自らも共用部分にゴミやタバコを捨てたい欲求をもつ、きわめてだらしない人のみです。なお、エスカレートした状態は、先に四大事象が見られたのち起こることが大半です。だらしない入居者は、だらしない環境に甘えることで、さらにだらしなくなっていくのです。
ですので、エスカレートが起こらないうちに、まずは四大事象を発生させないこと、もしくは解消させることが肝心です。そのために、オーナーさんが実践している工夫をいくつか紹介しましょう。
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