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失敗しない中古マンション投資

大家業に向く人、大家業に向かない人(1/2ページ)

斎藤 岳志斎藤 岳志

2019/07/17

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マンション投資というと、メリットしてうたわれるのが「節税」や「将来の資産形成」「老後の収入」などです。そして、こうしたマンション投資をうたったチラシやパンフレットでは物件の管理、入居者の管理、借り上げによる家賃保証と、とにかく手間が一切かからないということが強調されています。

もちろん、これらすべてが嘘というわけではありません。本当のところもあります。しかし、私はマンション投資は投資といっても、株のような“投資”ではなく“ビジネス”だと思っています。つまり、きちんとしたビジネスモデルのうえで考えるべきだとものだということです。ですから、物件の選び方から物件の管理、入居者の基準まで何もかもを人任せというスタンスでは失敗する可能性が高くなります。そして、ビジネスである以上は、マンション経営を行う大家業に向いている人、向いていない人のタイプは少なからずあると考えています。

では、それぞれのタイプを見ていきましょう。

■大家業に向いていない人
①すぐに結果を求める人
②キャピタルゲインによって利益を求める人
③手元にあるお金を使い切ってしまう人
④手間のかかることはすべて人に任せたいと思う人
⑤他社とのコミュニケーションをわずらわしく思う人

■大家業に向いている人
①短期的な結果を求めない人
②マイペースでものごとを進めるタイプ
③一気というよりコツコツタイプの人
④すべて自分、すべて人ませではなく、役割分担を考えられる人
⑤一攫千金より着実な収入を得ることに喜びを感じる人

以上、それぞれのタイプにある5つの顕著な特徴を挙げました。

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

FPオフィス ケセラセラ横浜代表 百貨店在職中にファイナンシャル・プランナーの資格を取得。税理士事務所、経営コンサルティング会社などを経て、FPオフィス ケセラセラ横浜を開設、代表を務める。 マイホーム購入・売却相談のほか、不動産投資のサポートも行なっている。株式投資やFXなど一通りの投資を実践した後、2007年より不動産投資をスタート。現在は、自らの資産運用はほとんど中古マンション投資に絞って取り組んでいる。

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