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「セルフリノベーション フロアタイルの巻②」  

自分でできる!フロアタイルの施工方法 前編(1/3ページ)

内村恵梨内村恵梨

2019/08/09

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必要な材料を用意する


(写真① フロアタイル用糊)

まずは使用したいフロアタイルを選び、ネットなどで購入しましょう。
フロアタイルのメーカーでよく使われているのは、東リ、TAJIMA、サンゲツ、リリカラなど。
材料の厚さが、東リとTAJIMAは3.0mm、サンゲツとリリカラは2.5mmなので、もし部分的に違う種類のフロアタイルを貼るといった場合は、違った厚さにならないよう注意が必要です。

フロアタイルを選んだら、今度は材料の必要数を計算します。
基本はケース単位で売られているので、何ケース材料が必要かを出していきます。

ここでは例として、サンゲツのフロアタイル、「エイジドウッド」シリーズ、品番WD-794を選んだとします。
こちらは1ケース24枚入で、1ケース分で施工できる面積は約3.34㎡と記載されています。

計算の仕方は、
お部屋の平米数 ÷材料1ケースの施工面積×1.1(※)=必要ケース数
※1.1を掛けるのは、部屋の隅などでロスがでるので、余裕をもって多めに材料を用意するためです。

例えば、部屋の平米数が10㎡とすると、
10㎡÷3.34㎡×1.1=3.29 
となるので、「4ケース」が必要ということになります。

中には1枚売り対応の商品もあるので、その場合は部屋の平米数をフロアタイル1枚の平米数で割って1.1をかければ、必要枚数がわかります。
また、フロアタイルを貼る際に必要な糊も、商品説明のところに施工面積目安が書いてあるので参考にして用意しましょう。

例えば、東リの「エコAR600」という商品を使う場合、糊の大きさは3種類あります。
3kg(施工面積約10平米)、9kg(施工面積約30平米)、15kg(施工面積約50平米)とあるので、施工面積に合わせて余裕を持たせた量を用意します。

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この記事を書いた人

匠アカデミージャパン 事務局長 (運営:株式会社イマジンネクスト)

匠アカデミージャパンは2016年に開校した内装リノベーションのスクール。 単にDIYのノウハウを教えるスクールではなく「人生100年時代の大人の学び直し」の場として、副業やセカンドキャリア、定年後の生き生きとしたライフスタイルに生かせる技術を身につけることを提唱している。 講習内容は、クロスや床材の張り替えや、賃貸住宅大家さん向けワンルームの原状回復コースなど、まったくの経験のない方に対してDIYを超えた職人の技を伝授。照明プランニングや内装コーディネートのセミナーなども開催中。 http://www.takumi-ac.jp/

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