部屋を汚さない入居者を選ぶ2つの方法。その注意点をご紹介します(1/3ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/08/08
イメージ/123RF
「掃除は大変!面倒!」
「だったら汚れにくい家にすれば?」
そんなヒントを株式会社リクルート住まいカンパニーがプレスリリースに掲載しています。内容は、6月に発行された同社のフリーペーパー「SUUMO 〇〇で家を建てる」に特集されたものです。
なお、このフリーペーパー、多くの皆さんが手に取るため、いつも早々にラックから消えてしまうのが残念なところ。ですが、今回は上記リリースの中に、簡単な特集のあらましがまとめられています。
「SUUMO 〇〇で家を建てる」の〇〇部分には、東京、神奈川などのエリア名が入ります。注文住宅の建築を検討されている方をメインターゲットとした媒体です。この中から、賃貸経営に特に参考になりそうなヒントを3つピックアップしてみましょう。
■キッチン …手入れしやすいデザイン
スペースの制約から手狭になりやすい賃貸住宅のキッチン。そのため、よく見られるのが、水栓まわりが掃除しにくいことなどによる頑固な汚れの付着です。キレイ好きの入居者さんはとてもイライラさせられます。一方、ズボラな入居者さんは放っておきがちです。結果、劣化も早まります。
■窓 …高断熱サッシ&窓で結露なし
賃貸物件によく見られる1枚ガラスのアルミサッシは、結露を生みやすく、カビの温床にもなりがちです。そこで、予算は厳しくなりますが、樹脂サッシ&複層ガラスといった結露しにくい仕様にすれば、カビや、カビによる窓周辺の劣化が抑えられます。入居者さんの健康にももちろんプラスです。
■壁 …汚れにくい壁紙
汚れが落ちやすいよう表面加工された壁紙の部屋に、キレイ好きな入居者さんが住んでくれると、原状回復費用が抑えられます。さらに、ペット可にする場合は、もう一段上のペット対応品の使用を。よい製品だとそう簡単には傷もつきにくく、入居者さんのストレスも軽減されます。
以上、導入時、多少予算に響いても、頑張っておけば入居者さんは快適、あとでオーナーにも恩恵が返ってきやすい投資の例です。
この記事を書いた人
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