オーナーさんにもメリット「大」です(1/2ページ)
ウチコミ!タイムズ編集部
2019/12/18
イメージ/123RF
契約更新してくれた入居者さんや、長く物件に住んでくれている入居者さんに、プレゼントを差し上げるオーナーさんがいらっしゃいます。とても素晴らしい配慮です。「こんなオーナーさんのためならば、部屋は丁寧に使わなきゃ」と、一層気を使ってくれる入居者さんも少なくないことでしょう。
こうしたプレゼントの中身ですが、よく耳にするものといえばこんなところでしょうか。
・温水洗浄便座
・モニター付きインターホン
・エアコンのクリーニングなど清掃サービス
・クオカード、商品券など金券
なお、余談ですが、最後の金券については、ただ渡してしまうのではなく一応受領証をもらっておいたほうがよいともいわれています。
その理由は? 税務調査です。
これらへの費用を経費に計上した際、ちゃんとすべてをプレゼントとして入居者さんに差し上げたことを証明できるようにするためです。一部や全部をオーナーがちゃっかり使ってしまっているのでは?と、疑われないようにするため、そうしておきなさいと言う税理士さんもいらっしゃいます。
入居者さんには、その辺の事情を話したうえで、ハンコ、あるいは一筆をいただいておくのが賢明のようです。その一方…
「金券は誰もが歓迎するだろうけれど、ちょっと生々しい」
「私の場合、更新料をいただいているから、お金に対して『お金のようなもの』を返すということになれば、そもそも更新料を値引きしてくれてはどうかという話になってしまう…」
そんな声もあるはずです。そこで、おススメしたいのが「防災グッズ」です。防災グッズであれば、選び方をよほど失敗するでもしなければ、
「温水洗浄便座…モニター付きインターホン…う~ん、僕はそれほど欲しくないな」
「クリーニングサービス?部屋に人が入って来るんですよね。準備が面倒…」
そんな、ありがた迷惑な結果にもならないでしょう。
この記事を書いた人
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