連載・トピックス / 不動産投資

8大原因!

こんなオーナーが、仲介会社や管理会社のスタッフに嫌われる!

2019/10/28 住まいの大学

文/住まいの大学編集部

画像/123RF

「さっぱり入居者を決めてくれない」「仕事が雑。ミスばかり」「口を開けば家賃を下げましょうと言う。提案力がない」オーナーさんからは、よく仲介会社や管理会社に対する不満が聞かれます。


「パートナーを変えたい」「変えてみたが満足いかない」「どこかに優秀な会社はないのか?」これらは、多くの賃貸オーナーがかかえる定番の悩みのひとつです。ところが、一方の仲介会社や管理会社に話を聞けば…


「こちらの方こそ、本当は付き合いたくないオーナーがたくさんいるんだ」と、いうことになってきます。そんな、付き合いたくないオーナー、仲介会社や管理会社に嫌われるオーナーとはどんなオーナーなのか?


彼らの声からいくつか例を拾い上げてみましょう。


■1 業界を馬鹿にしている

最悪の嫌われ方は多分これでしょう。「不動産屋は遅れている」「優秀な人材が集まらない業界だ」などと、相手を見下した態度を露わにしたり、言外に匂わせたりするオーナーです。率直な人間の感情として、許せないと感じるスタッフが多いようです。


■2 パワハラ・モラハラ・セクハラ

1もこれに含まれますが(モラハラにあたります)、さらに、不満が生じたからといって怒鳴ったり、退勤後のスタッフを呼びつけたり、異性の担当者に対し、無理に食事に誘うなど公私混同な言動をはたらいたり…。悪気なくそうなるケースも含めて要注意です。


■3 入居者を大事にしない

せっかく紹介した入居者さんを大事にしないオーナーは当然嫌われます。自主管理なのに自ら物件を掃除せず、いつもホコリだらけにしているオーナーの物件について、「広告だけ行いポーズを保っておくが、実際に内見は案内しない」とする例なども見られます。


■4 物件を大事にしない

3と重なることが多いのですが、物件を大事にせず、汚れたままにしているなど、入居希望者を内見に連れて行っても成約に至る可能性が低い物件は、時間の無駄となるため仲介会社は扱いたくありません。そんな状況を顧みないオーナーももちろん嫌われます。


■5 連絡が悪い

複数の仲介会社に募集を頼んだのち、1社が入居者を決めたのにそのことを他社に伝えない、譲れない募集条件があるのに忘れてしまい伝えない、など、連絡・情報伝達が悪いため相手に無駄な仕事をさせるオーナーは、当然ビジネスパートナーとして好まれません。


■6 つかまらない

5にも重なりますが、たとえば家賃や初期費用の減額交渉があった場合など、オーナーに連絡が取れないと、目の前の入居希望者へすぐに答えを返せず、成約のチャンスを逃してしまうことがあります。これがたびたび重なるようだと当然オーナーへの信頼は失われます。


■7 頑固で柔軟性に欠ける

高齢者はお断り、外国人はダメ、大学生は騒ぐので絶対に入居させるな、など、過去の経験等をタテに頑として条件を譲らないオーナーや、家賃・初期費用等の交渉にまったく柔軟になれないオーナーは、ビジネスチャンスを狭める存在として嫌われます。


■8 意見や提案のキャッチボールができない

自分は仲介・管理会社のビジネスパートナーではなく、完全な「客」だと思い込み、空室が埋まらなければひたすら「なんとかしろ」と要求、相手の話に耳を傾けず、自分にできることやするべきことはないのかを考えようとしない、そんなオーナーは当然嫌われます。


以上、いかがでしょうか。そこで、「じゃあ、仲介・管理会社のスタッフに好かれるオーナーになるにはどうすればよいのか?」と、いうことになれば、その答えは簡単です。上記の嫌われる8大原因とは逆のスタンスをとるオーナーさんになればよいのです。


相手に対し、ビジネスパートナーとして当然の敬意を払い、お互いの仕事が円滑に進むようできる限りの配慮をする。その目的は、共通のお客様である入居者さんに喜んでもらうことである旨、認識を一致させ、互いに協力し合う。たったそれだけです。それでよいのです。


具体的には、


1.相手の仕事に敬意を払う
2.パワハラ・モラハラ・セクハラなどしない
3.入居者を大事にする
4.物件を大事にする
5.必要な連絡をマメに行う
6.いつでも連絡を受けられるよう努力する
7.柔軟な判断で互いのチャンスを広げる
8.意見や提案に耳を傾ける


これらを心がけ、実行することです。こうしたスタンスをオーナーがとっているにもかかわらず、相手が同じ位置に立ってくれないその時こそ、パートナーを変更すべきタイミングです。


「この担当者、口を開けば家賃を下げましょうと言う。ほかに努力の余地はないのか?提案はないのか?」そんな風に思ったときは、簡単な作業をひとつ実行してみましょう。ポータルサイトを開き、ライバル物件の賃料・入居条件を調べるのです。


結果、「なるほど、ウチの物件の家賃は高い」と、もしも判ったならば、家賃を下げましょうというのは、先方なりのもっとも真摯な提案だったのかもしれないのです。


もちろん、その際、優秀なスタッフであれば、オーナーが納得できるよう、あらかじめデータを添えた上で「家賃を下げましょう」と、言ってきていたのかもしれません。


とはいえ、頭ごなしに「提案力がない、努力が足りない」では、話はさっぱり前に進みません。建設的な結果はなかなか望めないということです。


(文/朝倉継道 画像/123RF)

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