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シェア生活をもっと楽しむコツ(5)

「週末シェア」でシェアライフを体験してみよう

2016/03/28 内野匡裕

シェアハウスに住んでみたいけれど、今持っている荷物を処分して移り住むまで思い切った決断ができないという人には「週末シェア」がおすすめです。オフの時間をシェア体験に使う方法を紹介します。

週末だけ別荘をシェアする

 通勤が楽な都心部に住むのは便利ですが、都会の人ごみにちょっと疲れたとき、海沿いの街や自然に囲まれた環境でのんびり過ごしたいと思うことはありませんか。実際に休日は温泉に行ったり、サーフィンを楽しんだりと遠くまで足を運ぶ社会人も少なくなくありません。

 最近は共通の趣味を持った人が集まる趣味型のシェアハウスも多く存在しています。郊外であれば、家賃もそこまで高額にならないため趣味の範囲で借りることができるようです。

 自分でコンセプトから企画して物件を探す取り組みができるサイトもあるので、共感できる考えがある人と一緒にシェアハウスを作り上げていくのもいいかもしれません。

参考サイト:colish ( https://colish.net/

 ある人はサーフィン仲間4人で海の近くにアパートを借りてシェアをしていました。好きなときに訪れてサーフィンを楽しむのはもちろん、持ち寄った漫画を共有して家で過ごしたり、集まって飲み明かしたりしたこともあったようです。

 ほかにも趣味系のシェアハウスには1日利用や、レクチャー込みで1週間プランといった体験を用意しているところもあります。たとえば、無肥料・無農薬のお米、野菜を手づくりする「ファーム たてやま」( https://colish.net/concepts/75 )は、それぞれの生活スタイルに合わせて一緒に農業を勉強し、生活の一部に取り入れるといった試みをしています。この立地なら都心からそう遠くなく、住居や興味をシェアする体験がひとり暮らしとも両立できそうですよね。

 新しい「シェア」という体験に対して不安がある人も、最初はちょっとした旅行気分でシェア生活に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。意外と、仲間と楽しむ快適さにハマってしまうかもしれませんよ。

セカンドハウスとして二拠点に家を持つ

 家から職場までの距離がある場合など、仕事が遅くなったときについホテルに外泊してしまう…、なんて人もいるのではないでしょうか。

 シェアハウスは基本的には長期契約を前提としているところが増えてきていますが、1カ月から数カ月といった短いスパンでの契約をしているところもあります。

 なかにはお試し期間を設けたり、入居希望者が少ない時期に家賃を低く設定するキャンペーンを行なっていたりする物件もあるので、利用してみるのもいいでしょう。ひとり暮らしではとても住めないような都心の物件でも、比較的安価に住めるのはシェアハウスならではの特権です。

 ただし、セカンドハウス用途での入居を受け入れていない物件もあるため、そのような目的がある場合は事前に運営会社に確認しておくと良いです。

ドミトリータイプはお試しにおすすめ

 週末シェアをする場合は、メインとなる住居とサブの住居の二重の家賃となるため、出費が気になるという方も多いかもしれません。そんなときは、ドミトリータイプの物件を選ぶのがおすすめです。家賃や光熱費を合わせても3万円程度ですむことが多く、それほど大きな出費をしなくてもシェア体験をすることができます。

 ドミトリーとは、個人スペースを複数人で共有するタイプの部屋のことです。二段ベッドを置いてそのまま使うタイプの住居もあれば、少し狭いけれど個室風になってカーテンで入り口を開け閉めできるタイプのものもあります。個人のスペースが限られている分、リビングなど広く開放感のある場所に出て来る住人も多いのでコミュニケーションは取りやすいと思います。

 シェアとひとり暮らし、どちらがいいかは住んでみないとわかりません。しかし、シェアを体験することによって新しい経験が増えることは間違いないといえます。

 もしシェア生活に興味があって、住んでみたいなと思う物件があるなら住んで体験してみることが一番の決め手となることでしょう。もしかしたら、ひとり暮らしより居心地がよくてそのまま住み着いてしまうかもしれませんよ。

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