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不動産業者の上手な選び方、つき合い方(2/4)

いい不動産屋、悪い不動産屋の見分け方

2016/01/29 大友健右

「さあ部屋探しを始めよう」と思っても、とにかくたくさんあってどこに行けばいいのかわからない不動産屋さん。いい不動産屋と悪い不動産屋はどう見きわめればいいのでしょうか? ここでは不動産屋さん選びのポイントをご紹介します。

まずは不動産屋さん探しから

 物件探しを始める前に、まずは不動産屋さん選びから始めなければいけません。しかし不動産屋さんといってもたくさんありすぎてどこにお願いすればいいのか迷ってしまいます。いい不動産屋さんかどうかを判断するには、どんなところに着目すればいいのでしょうか? 不動産屋さん選びの際の注意点と見分け方のポイントを知って、いい不動産屋さんを見つけましょう。

悪質な不動産業者には要注意!

 数は多くはありませんが、なかには悪質な不動産会社も存在します。お客さんを呼ぶために架空の空室情報を掲載したり、強引に来店させて契約を迫ったりする業者も…。

 賃貸契約関連のトラブルは大変多く、原則として返金の義務がある申込金をなかなか返金してくれないという業者もいます。悪質な行為があった場合は、各都道府県の不動産取引に関する相談窓口が無料で利用できます。不動産会社の調査をしたり、悪質業者を営業停止にする権限もあるので、トラブルにあったらまずは専門の窓口で相談してみましょう。

不動産屋さん選びのコツ

 それでは、実際に不動産屋さんを選ぶときのポイントをお話しします。
(1)気になる会社にメールや電話で問い合わせをしてみる
 実際にやり取りをしてみると、メールの返信内容や電話の対応で信頼できそうな会社か、親身になってくれるかなど実際に確認することができます。

 実際に不動産屋さんを回って相談するのはかなり時間がかかりますし、一度来店すると、かなりしつこく強引に引き留めようとする不動産屋さんもあります。断るのが苦手な人などは、電話やメールで事前に対応をチェックしてみるのがおすすめです。

(2)いろいろな不動産屋さんに行ってみる
 実際に接客を受けると、信頼できる人かどうかなんとなく感じられるものです。賃貸物件の情報は共有されていることが多いので、取り扱い物件はどこの不動産屋さんであっても、それほど違いはありません。話している時に不誠実な印象を受けたり、信頼できないなと感じたりしたときは迷わず相談を切り上げて他の不動産会社に行きましょう。

 あなたの希望に合わないにもかかわらず、特定の物件を強引にすすめてくるような不動産屋さんはNGです。

(3)宅地免許の更新回数をチェック
店舗内の壁などに掲示されている、「宅地建物取引業者免許証」に免許の認許番号というものがあります。

「国土交通大臣」または「東京都知事」などの記載のあとにある( )のなかの数字は免許の更新回数を表示しています。5年ごと(1996年4月1日〜。それ以前は3年ごと)の更新なので「(2)」と表示されていれば10年以上、「(3)」なら15年以上営業をしているということになります。

 営業年数がながければ信頼できるということではありませんが、長ければそれだけ経験もありますし、問題がある業者ならそこまで長く営業できませんのでキャリアのチェックの目安にしてみるのもいいでしょう。

(4)対応や接客態度をチェック
 物件について詳細な質問をしたとき、適当な返事したり、確認をしてくれなかったりといった担当者もいます。逆に、わからないことがあればすぐに管理会社や大家さんに問い合わせてくれる不動産屋さんは信頼できます。

 また、こちらが調べてきた物件以外にも、条件の近い物件をいろいろと探して紹介してくれるかどうかもポイントです。時間や手間がかかっても、お客さんに満足してもらう物件を紹介しようとしてくれる担当者がいいですね。

個人的な相性も大事

 いい会社かどうかということだけでなく、担当者との相性も大切です。いい会社なのに担当の人がちょっと…、という場合は、担当者を変えてもらうようお願いしてみましょう。

 時間はかかっても、なるべくたくさんの不動産屋さんに行って話を聞いてみるなど手間をかけることも必要です。いろいろな不動産屋さんにいって、何人もの担当者と話せば、比較検討ができますし、信頼できる条件がだんだん見えてくるはずです。

 信頼できる不動産会社や、相性のいい担当者を見つけることは、いい部屋探しには欠かせないポイントです。

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