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失敗しない家具・インテリアの選び方(17)

クローゼットをすっきり整理、衣類収納の選び方・使い方

2016/03/17 桑田 唯

洋服は毎日使うものなので、スッキリ収納して気持ちよく取り出したいところです。クローゼットを上手に整理するのはなかなかむずかしいものです。ここでは、クローゼットのなかで使う収納ケースや、外づけのクローゼットの選び方についてご紹介します。

まずはクローゼットの無駄なスペースをチェック

 最近は賃貸物件にもクローゼットがついているところが多くなっていますが、季節家電やお客さん用の布団で洋服のスペースが圧迫されたり、そもそも洋服が多くてクローゼットに収まりきらなかったり、洋服収納で困っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、クローゼットにプラスできるような衣類収納の選び方についてご紹介したいと思います。

 衣類収納を買う前に、まずはクローゼットのなかに無駄なスペースがないかチェックしましょう。ハンガーでつるしている洋服の下に収納ケースを置けませんか? また、ラックなどを使ってデッドスペースを減らせませんか?

 丈の違う洋服をバラバラに掛けている場合は、丈の短い洋服をまとめることで、洋服の下にスペースが生まれます。また、手持ちの洋服をすべてハンガーに掛けて収納しているなら、オフシーズンの服をたたんで収納ケースに入れることで、クローゼットがだいぶすっきりします。衣替えは面倒ですが、スペースを有効に使えますし、衣類をチェックすることで断捨離ができたり、汚れやほつれに気づけたり、意外とメリットが多いんです。

引き出し式のタンスや収納ケースを活用

 もしクローゼットのなかに余裕があるなら、まずは引き出し式のタンスや収納ケースを導入しましょう。洋服をたたんで入れるだけで、スペースがたいぶ節約できます。オフシーズンの服以外にも、吊るすと伸びてしまうセーターや、Tシャツや下着、靴下、ストールやマフラーを収納するのにもぴったりです。

 洋服用の引き出し収納は、奥行きが長すぎると奥のものが取り出しにくくなってしまいます。オフシーズンの洋服を収納するなら問題ありませんが、普段使うものを入れるなら、たたんだシャツを平置きできるくらいの奥行きだと使いやすいでしょう。もしくは、よく使うものは手前側に、オフシーズンのものは奥に入れるなどして、工夫して収納するのもひとつの手です。

ハンガーラックはホコリや日焼けに注意

 クローゼットのなかにもう余裕がなかったり、できるだけハンガーで洋服を吊るしたい場合、手軽に導入できるのが、横長のポール式のハンガーラックです。ポールの長さ分びっしりハンガーを掛けられて収納力がありますし、比較的安価に手に入れられます。

 しかし、洋服が部屋にむき出しになるので、あまり使わない服をかけておくとホコリが積もってしまったり、日当りがいい部屋だと日焼けしてしまったりということも。高級な服やよそ行きの服はなるべくクローゼットにしまい、普段着るような回転率が高い服や、部屋着を吊るしておくようにしましょう。

意外と奥行きが必要なロッカータイプの外づけクローゼット

 やっぱり洋服は日の当たらないところにしまっておきたい!という場合は、カバーつきのハンガーラックや、ロッカータイプの外づけクローゼットを導入する必要があります。

 どちらもある程度サイズが大きいものになるので、部屋のスペースを十分確認しましょう。このとき確認していただきたいのが、ラックやクローゼットの奥行きと、自分の肩幅。洋服をきれいに納めるためには、自分の肩幅がすっぽり納まる奥行きが必要になってきます。

 特にコートなどの上着は、着る人の肩幅よりもゆったりとした幅になるので、自分の肩幅プラス5〜10センチメートルの奥行きだと安心です。体格のいい人だと、上着の大きさのせいで扉が閉まらなかったり、無理に押し込めることで変な型がついてしまうこともあるので、事前にきちんと計測しておきましょう。

 肩幅は、女性だとだいたい35〜39センチメートル、男性だと37〜45センチメートルくらいとなるので、参考にしてみてください。

 以上、衣類収納の選び方についてご紹介しました。衣類は毎日使うものだからこそ、スッキリ収納させて、衣類を取り出しやすい環境にしたいですよね。

 できることならすべてクローゼット内に納めてしまいたいと思いますが、あまりにもぎゅうぎゅうだと洋服にもよくないので、そうした場合は、思い切って外付けのクローゼットを買ってしまうことをおすすめします。

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