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失敗しない家具・インテリアの選び方(1)

ダイニングテーブルとチェアを選ぶときのポイント

2016/01/31 桑田 唯

食事をとるダイニングテーブルとチェアは、あまり頻繁には買い替えず、長く使う場合が多いものです。今回は、自分たちの生活スタイルに最適なテーブルとチェアを選ぶために、大きさや、形状、最適な高さについてチェックすべき点をご紹介します。

何人座れるようにしたいか?

 ダイニングテーブルとチェアを買うときにまず考えたいのが、何人座れるようにするかということ。普段住んでいる人数だけじゃなく、家族や友人が遊びにきたときのための、来客用の椅子も用意しておいたほうがいいでしょう。

 自分たちの家族構成や友人の数でもちろん変わってくると思いますが、たとえばふたり暮らしの場合は椅子を4脚買っておくと安心です。家具屋さんでも、4人用でチェアとテーブルをセットにしていることも。

 もちろん、必要に応じてあとで買い足すという手もありますが、後からだと同じ椅子が見つからず、別の椅子を買ってちぐはぐなダイニングになってしまうこともあるので、できれば最初に揃えておいたほうがよいでしょう。

 最近では、人数の上下に対応できるように、椅子とベンチを組み合わせる場合もあります。ベンチだと、少し詰めれば3人以上座れるので安心ですね。

テーブルの形と必要な大きさ

 人数が決まったら、テーブルのサイズと形を決めます。

 ひとり当たりの食事のスペースは、幅60センチメートル、奥行き40センチメートル以上あると快適だといわれており、これを元にテーブルのサイズを決めます。たとえば4人用の長方形のテーブルなら、幅が120センチメートル以上あれば大丈夫です。

 円テーブルの場合は、4人用だと直径90センチメートル、6人用だと直径120センチメートルが必要になります。円テーブルの場合は、人数が少なくてもあまり直径を小さくできず、必然的に場所をとってしまいます。

 そのため、ダイニングに十分なスペースがない場合は、四角いテーブルを選ぶのをおすすめします。四角いテーブルだと壁につけることもできるので、さらにスペースを節約できます。

 ただし、円テーブルには圧迫感がなくカジュアルな雰囲気になるというメリットもあるので、スペースが問題なければ検討してみてもいいでしょう。

テーブルとチェアの心地よい高さ

 テーブルとチェアを買うときに重要なのが、テーブルとチェアの高さです。この高さによって、座り心地の善し悪しが決まります。

 実際にお店で座ってみるときにチェックするべきなのが次のポイントです。

・足の裏が床にしっかりついているか
・机に手を置いたとき(二の腕は体に平行で)、肘が直角に近いか

 足の裏が床から離れていると、落ち着かず、足も疲れやすくなります。また、テーブルが高すぎたり低すぎたりすると、肩に負担がかったり、作業がしにくくなったりします。

 実際にお店に確かめに行けず、ネットショップなどで買う場合は、自分の身長から座りやすい椅子、テーブルの高さの目安がわかります。

 まず、座りやすい椅子の高さの目安は、「身長の1/4 − 1(センチメートル)」といわれています。
 椅子の高さが決まったら、そこに「座高(身長×0.55)×1/3(センチメートル)」を足したのが適切なテーブルの高さです。身長が160センチメートルだとすると、椅子の高さは39センチメートル、テーブルの高さは68センチメートルとなります。

 日本の製品の場合は、だいたい日本人の平均身長に合わせて家具をつくっているため、そこまで大きな違和感はないと思います。しかし、海外のブランドの場合は、日本人よりも高い身長に合わせてつくっている場合が多いため、デザインはよくても高さが合わない…ということになってしまいがちです。海外製品を買うときは、より注意して検討してください。

 以上、ダイニングテーブルとチェアの選び方をご紹介しました。
 机や椅子の高さに関しては、たかが数センチメートルの差と思っていても、座ってみると意外と侮れません。自分の身長に完全にぴったり! というものは、オーダーメイドではない限りないと思いますが、なるべく吟味して自分に合ったものを探してみてください。

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