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失敗しない家具・インテリアの選び方(14)

ディスプレイつき、押入れ用…、機能性の高い本棚の選び方

2016/03/17 桑田 唯

本といっても大きさや重さはさまざまです。棚板を動かして上手に収納することもできますが、最近ではスライド式のものやディスプレイラックつきのものなど、機能性の高い本棚も増えてきています。ここでは、収納したい本に応じた機能性の高い本棚の選び方をご紹介します。

まずは手持ちの本の棚卸しを

 本棚を選ぶにあたって、どんな本を収納するのかということはとても重要な要素です。漫画や文庫、雑誌、ソフトカバーのノウハウ書やハードカバーの重たい専門書や小説など、本はその種類によって、重さも大きさもさまざまです。本の重さや大きさが違うと、使いやすい本棚も変わってきます。そのため、自分の手持ちの本の種類や量をしっかり把握することが必要です。

 今回は、収納したい本に応じた機能性の高い本棚の選び方についてご紹介したいと思います。

 本棚を買う前に、まずは自分の手持ちの本がどんなものがあるのか確認しましょう。まずは本の大きさごとにまとめて、どの大きさの本がどのくらいあるのか把握できるといいでしょう。背表紙が見えるように横にして積んで、パッと見たときの印象も見てみましょう。もしあまりにもごちゃごちゃして見えるようであれば、本を見せないような本棚の導入も考えてみましょう。

本の奥行きのサイズで本棚を選ぼう

 手持ちの本の大きさで左右されるのが、本棚の奥行きです。棚板の位置はビスの位置を変えることで調整できるものが多いですが、本棚の奥行きは固定なので、買うときに適切なものを選ばなければなりません。

 そこで、いちばん大きな本のサイズを測り、その本が納まるような奥行きの本棚を選ぶようにしましょう。ただ、大きなサイズの本が1、2冊だけで、今後も増えないようであれば、その大きな本だけ、ほかの場所にしまっておくというのもひとつの手です。

 大きな本を置く必要がなければ、薄型の本棚を選べばいいので、スペースを有効に活用できます。また、薄型の本棚のなかにも、下の部分だけ奥行きが広くなっているタイプもあるので、そういったタイプのものであれば大きな本でも収納できます。

漫画や文庫本が多いときは漫画専用の本棚を

スライド式の本棚なら本を取り出すのもスムーズ(出所 http://item.rakuten.co.jp/singlelife/kss-0008br/ )

 漫画や文庫本などの小さめの本が多い場合は、漫画専用の本棚がおすすめです。漫画専用の本棚は、前後2列の棚があるものが多く、漫画や文庫本サイズの本をたっぷり収納できます。前列はスライド式になっているので、後列の漫画を取り出す際もとてもスムーズです。

 スライド式ではない普通の本棚でも漫画を二列で収納することはできますが、後列の本を取り出すのにわざわざ前の本を取り出さなければならず、少し面倒ですよね。また、どこに何の本があるかもわかりにくいです。

 漫画用の本棚は、漫画○冊分という表記で販売されていることが多いので、手持ちの漫画の数に合わせて選びやすいのも助かります。

飾りたい本はディスプレイラックつきの本棚に

 雑誌や絵本、アート系の本など、表紙がおしゃれでつい買ってしまった!という本もあるのではないでしょうか。せっかくのお気に入りの表紙なら部屋に飾っておきたいですよね。そんなときは、ディスプレイラックつきの本棚がおすすめです。

 構造としては、棚にフラップ式の扉がついて、その扉がディスプレイラックになっているものが多くなっています。扉があることで、ほかの本を隠すことができるので、とてもすっきりした印象になりますよ。

普段はあまり読まない本は押し入れ用の本棚に

あまり読まない本は押入れ用本棚に(出所 http://www.cecile.co.jp/ )

 普段ほとんど読まない本は、古本屋さんに売るなどして断捨離してしまったほうがいいと思いますが、いつか使うかもしれない…と思うとなかなか捨てられないのも事実です。そんな場合は、押し入れやクローゼットに入れられるタイプの本棚を導入してみてはいかがでしょう?

 押し入れやクローゼットに本棚を入れると本の背表紙が見えなくなってしまいますが、押し入れ用の本棚にはキャスターがついているので、すぐに本棚を取り出すことができます。よく読む本と読まない本を分けて、部屋を広々と使いましょう!

 以上、本の種類や、収納する目的に沿った本棚の選び方をご紹介しました。一般的な本棚以外にも、このような便利な機能がある本棚もたくさんあるので、手持ちの本に合わせてぜひ吟味してみてください。

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