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ぐっすり眠れる寝具の見つけ方(2)

ベッドの選び方(1) 生活スタイルにあったサイズを知る

2016/02/13 桑田 唯

ベッドのサイズといえば、ひとり用=シングル、ふたり用=ダブルというイメージがありませんか? 実はほかにも選択肢があるんです。ベッドにはさまざまな種類があります。自分に合ったベッドのサイズの見つけ方のポイントをご紹介します。

まずはベッドの高さを決めよう

 ベッドは自分の睡眠の質を左右する、重要なアイテム。価格的にもサイズ的にも大きな買い物になるので、慎重に選びたいところです。ベッドの種類は実にさまざま。床に近いロータイプのベッドもあれば、ロフトタイプ、収納つきのベッドなど、生活スタイルの数だけベッドがあります。

 ベッドを選ぶ際にまず着目したいのが高さです。ベッドの高さはさまざまで、最近ではフレームの高さが床とほぼ変わらないローベットもあります。ローベッドは、高さがないので部屋の見通しが良く開放感が出て、和室にも合わせやすいアイテムです。しかし、ベッドから立ち上がったりベッドに腰掛けたりするときの負担が大きいため、腰や膝が悪い人にはあまりおすすめではありません。

 足の裏が床にしっかりとつき、膝が90度になる高さが腰掛けやすいベッドの高さの目安です。一般的には40〜45センチメートルといわれており、腰掛けやすさを重視する場合はこの高さを目安にしてみてください。また、ローベッドは床との距離が近いため、通気性が悪いというデメリットも。ローベッドにする場合は、こまめにマットレスを立てかけるなどして、風を通すようにしましょう。

セミシングルというサイズをご存知ですか?

 ひとり用のベッドといえば、シングルサイズが一般的ですが、必ずしもシングルがいいというわけではありません。ひとり用のベッドの選択肢としては、シングル、セミシングル、セミダブルの3種類があります。

 ひとり用のベッドの幅の目安は、肩幅+30センチメートル。日本人の肩幅の平均は36〜40センチメートルなので、70センチメートル以上あれば大丈夫ということになります。シングルの幅は100センチメートルなので、ひとりで寝るには問題ない幅なのですが、体が大きい人は寝返りをうつと少し窮屈に感じることも。部屋に余裕があれば、少し大きめのセミダブル(幅120センチメートル)にしてあげるとゆったりと寝られます。

 セミシングルはあまり聞いたことがないかもしれませんが、シングルよりもやや細身の幅80センチメートルほどのベッドです。こちらは部屋が狭い場合に重宝するサイズ。小柄な女性や子どもなら問題なく寝られますが、平均的な体格の人だと寝返りがうちにくく、狭く感じてしまうのでご注意ください。

ダブルにするか、シングル×2にするか

 カップルや夫婦など、ふたりで寝る場合、ひとつのベッドで寝るかベッドを分けて寝るかも悩むポイントです。ひとつのベッドで寝る場合、お互いを身近に感じられて親密さがアップしますが、寝返りをうちにくいというデメリットもあります。

 また、一緒に寝ている相手が寝返りをうったときや、夜中に起きたときなど、相手の体の振動が伝わり、目が覚めてしまうこともあります。ときには、いつの間にか掛け布団がとられてしまって、寒くて目が覚めることもあるのではないでしょうか。

 カップルや新婚の場合は、一緒のベッドで寝るのは魅力的ですが、このようなデメリットもあるため、ふたりでじっくり話し合うことをおすすめします。自分か相手のどちらかが少し神経質な場合は、ベッドを分けるほうがおすすめですよ。特にどちらかが病気になった場合は、ベッドが分かれている方がお互い楽に過ごせます。

 同じベッドに寝る場合は、ベッドのサイズも悩むところ。幅140cmのダブルサイズが一般的ですが、こちらは実際にふたりで寝るとあまり余裕が無いサイズだったりします。ゆったり寝たいなら、幅160センチメートルのクイーンサイズか、幅180センチメートルのキングサイズがおすすめ。クイーン以上のサイズだと、マットレスが2つに分かれていることもあり、その場合はお互いの振動が伝わりにくくなり、さらにおすすめです。

 また、クイーン以上のサイズであれば、お子さんとも一緒に寝やすいです。お部屋のスペースに余裕があれば、ぜひクイーン以上のサイズを導入してみてはいかがでしょう。

 以上、ベッドのサイズについてのポイントをご紹介しました。自分に合うベッドのサイズは、体格や寝返りの頻度などで変わってきます。お店でベッドを見るときは、実際に寝てみて寝返りのうちやすさなどを確かめましょう。

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