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不動産業者の上手な選び方、つき合い方(4/4)

不動産屋さんに好かれるお客さんとは?

2016/01/29 大友健右

自分が不動産屋さんだったらどんな人に部屋を貸したいでしょうか? 不動産屋さんに好かれればそれだけいい部屋も見つけやすくなります。不動産屋さんと上手につきあって、いい物件を紹介してもらいましょう。

不動産屋さんもお客さんをチェックしている

 こっちはお金を払う客なんだし、不動産屋さんに気に入られる必要なんてないと思っていませんか?

 部屋を紹介してくれる担当者も人間です。常識がない人や、態度のよくないお客さんよりも、きちんとした態度で真剣に部屋を探している人には、より親身になっていい部屋を紹介してあげたいと思うもの。不動産屋さんといい関係を築くことがいい部屋探しにもつながるのです。

 好かれるといっても、何も媚びへつらう必要はありません。真剣に部屋を探していることが伝われば、不動産屋さんも真剣に対応してくれます。お客さんがどこまで本気で部屋を探す気があるのか、契約に結びつく可能性がどれくらいあるのかを常に見ています。

 不動産屋さんには真剣さを伝えましょう。問い合わせをしたときなど不動産屋さんから連絡があった場合は、メールの返信や電話の折り返しはなるべく早くすると真剣さが伝わります。返信が遅くなり、あまり真剣に探していないなという印象を与えてしまうと、いい物件を紹介してもらえるチャンスも少なくなります。

 来店や内見の約束は時間厳守で、ドタキャンなどは厳禁です。また、メールや電話で問い合わせをしたり、物件を紹介してもらったりしたときにもマナーを守って対応しましょう。希望の物件が見つからなかった場合でも、情報を送ってもらったらきちんとお礼を忘れずに。一言、お礼を伝えるだけで印象もだいぶ違います。

不動産屋さんに行くときに気をつけたいこと

(1)希望条件を明確にしておく
 何も決めないでいきなり来店するのは避けましょう。事前に情報収集をしたり、希望条件を明確にしておきます。どんな物件を探しているのか伝えられるようにしておくと時間もかからずスムーズに物件探しを進められます。

(2)予約をして行く
 基本的に不動産会社では飛び込みのお客さんがほとんどなので、予約が絶対に必要ということはありませんが、希望の物件がある場合は事前に電話で連絡しておくと、空室かどうかの確認もできますし、内見までスムーズに進められます。

 希望の物件が特にない場合も、事前に電話で相談することもできますし、あらかじめ条件にあった物件を探しておいてくれることもあるので効率的です。

(3)空いてる時間に行く
 平日の午前中など、なるべく空いている時間に行きましょう。閉店間際などに訪れると、時間的に余裕がないのであまりいい対応をしてもらえないこともあります。

(4)言葉遣いや身だしなみをきちんと
 不動産会社は大家さんに入居者を紹介する立場でもあります。入居審査もありますが、店鋪でのやり取りでもどんな人なのかチェックされていることを忘れずに。安心して部屋を貸せる人なのかどうかを見られているので、好印象を与えるような服装や言葉遣いを心がけましょう。

(5)素直に聞く、話す
 専門用語や契約のことなど、わからないことは素直に聞きましょう。見栄をはったり、知ったかぶりをしたりしていると話が進まない上に印象もよくありません。わからないことはどんどん質問して教えてもらいましょう。また、収入や希望条件などは、嘘をついたり見栄をはったりしないで素直に話しましょう。

今後もお世話になるかもしれません

 大きなお金がかかわることなので慎重になったり懐疑的になりがちだったりしますが、相手が不愉快になるような言動は控えることも大切です。

 あなたが入居する物件の管理をしている不動産会社(管理会社といいます)なら契約後もやり取りを継続していくことになります。仲良くなる必要はありませんが、良好な関係を築いて気持ちのいい契約ができるように不動産屋さんでのマナーやコミュニケーションにも気を配りましょう。

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