住まいのノウハウ講義 / 借りる / 女性のための物件選び

料理のしやすさを考えるならスペースが肝

料理好きなら、シンクは深さに注目して選ぼう

2016/01/04 佐藤ゆみ

ひとり暮らし用の物件ではどうしてもシンクや調理スペースは小さくなってしまいます。それでも物件によって広さの差はあるので、料理好きな人であれば、できるだけ使い勝手のよいキッチンを選びたいところです。

洗ったり、注いだり。シンク周りは使い勝手を重視

 シンクはお米を研いだり、食材や食器を洗ったりと、料理を作る際にも、後片づけにも使う重要な場所です。シンクでチェックしたいのは、広さももちろんですが、実は深さが意外と重要です。シンクが浅いと、どうしても水が跳ねてしまいますので、洗ったりつけ置いたりする際に周りが汚れる原因となってしまいます。また、お湯を流す際には、立ち上がる蒸気で熱い思いをしなくてはならない場合もあります。

 また、広さが十分でない場合は、水切り用の三角コーナーを置くスペースを確保できず、調理中の生ごみの処理がしづらくなります。鍋とフライパンを同時に水につける際などにはシンクがそれだけでいっぱいになってしまって、他のものを置けない場合もあります。

 ワンルームや1Kの物件の場合、ファミリー向け物件のような大きなシンクを求めるのはむずかしいですが、それでも部屋によって大きさに差がありますので、いろいろな物件を内見してみて希望の大きさをイメージしてみましょう。

まな板をどう置く? 調理台のスペースは大切です

 続いてチェックすべきなのは、調理をするスペースをどのくらい確保できるかです。一般的なキッチンは、シンクとコンロの間が調理スペースになっています。当然、このスペースが狭いと料理はしづらいです。なかには食材を切るためにまな板を置くことさえできないキッチンもあります。

 そこまで狭くないにしても、ひとり暮らし用の物件の場合、料理を盛りつける皿や、洗った皿を置くスペースが確保できない場合がほとんどです。そのため、別に台を置くなど工夫が必要かもしれません。

どんどん増えるキッチン用品をどう収納するか

 ひとり暮らしの楽しみのひとつが、自分の好きな雑貨をそろえることという人は少なくないと思います。可愛いマグカップにユニークなプレート、カラフルなカラトリーなど、特にキッチン用品は心が躍ります。

 かわいいからとついつい買ってしまいがちですが、そうでなくてもキッチン用品は住み始めた当初より数が相当増えてしまいます。友人や恋人を呼ぶようになったりすると、彼ら用の食器もそろえなくてはなりません。

 ですから、キッチンの収納は「ちょっと多いかな?」と思うぐらいの収納力がある部屋をおすすめします。もしくは、食器棚を置けるスペースがあるかを確認し、将来的に増設することを想定して部屋づくりをしていくのもおすすめです。ごちゃごちゃしたキッチンにならないよう、余裕のある収納スペースを確保したいですね。

あったら嬉しいキッチン周りの便利機能

 最近はキッチン周りの備え付けの設備が充実した物件も増えています。たとえば「浄水器」。水道水を直接飲むよりも臭みなどを除去してくれるので嬉しいですよね。いちいちミネラルウォーターを買いに行く手間も省けますし、お得な設備のひとつです。

 それから「食洗器」があれば最高です。備え付けの食洗器があれば、毎日の食器洗いをせずにすみますし、格段に家事が楽になります。仕事が忙しい人にはありがたいですよね。


キッチンは女性のもっともこだわるスペースのひとつ。チェックする場所も多くて大変ですが、自分がどの程度自炊をするのか、今後家に人を呼ぶ機会がどのくらいあるのかなど、暮らし方を想定し、ある程度の余裕をもって選びましょう。

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