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家具、インテリアを選ぶ以前の基礎知識(2/4)

統一感のある部屋をつくる「色の黄金比率」とは?

2016/01/30 桑田 唯

インテリアや家具を選ぶとき、あまり考えずに買ってしまうと色がバラバラでちぐはぐな印象の部屋に仕上がってしまいます。統一感のある部屋にするには、配色をしっかり考えるべきです。色の黄金比率を使ってうまく配色してみましょう。

ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーとは?

 新しい家に引っ越して、これからインテリアや家具を揃える…とってもわくわくする時期ですよね。ただ、やみくもに買い物をしてしまうと、なんだか色がバラバラでちぐはぐな印象の部屋に仕上がってしまうことも。

 インテリアを買う前には、どんな部屋にしたいのかしっかりイメージしておく必要があります。ここでは、お部屋の配色の基本的な考え方についてご紹介したいと思います。

 ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーという言葉を聞いたことはありますか? 配色に興味のある人は聞いたことがあるかもしれません。これは、配色を計画するときの基本的な考え方となる色のことです。

 ベースカラーとは、文字通り配色のベースとなる色で、部屋でいうと壁や天井や床などの、大部分を占める色のことです。アソートカラーは、ベースカラーの次に多く使われる色のことで、お部屋だとカーテンやラグなど、比較的大きな面積の色のこと。アクセントカラーは、まさにアクセントとなるような、小物や雑貨などワンポイントに使われる色のことです。

 配色を考えるときは、まずはこの3つの色について意識してみるといいと思います。

色の黄金比率 70:25:5

 この3つの色の組み合わせに関しては、配色がまとまりやすいと言われている「黄金比率」というものがあります。その比率とは、次のようなものです。

ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー = 70:25:5

 つまり、お部屋全体の面積を100パーセントと考え、70パーセントがベースカラー、25パーセントがアソートカラー、5%がアクセントカラーという配色にするとまとまりやすいということです。きっちり70パーセント! というのは無理ですが、その比率をイメージしておきましょう。

ベースカラーとなる、壁や床の色

 ベースカラーとなるのは、面積が広い壁や床、天井の色。日本ではほとんどの住宅の壁と天井が白なので、白をベースカラーにする場合が多いです。

 白い壁はつまらない、と思う人は、最近は賃貸の部屋でも貼れるような、きれいにはがせる壁紙もあるので、そちらを利用するのがおすすめです。

 床に関しては、ナチュラルカラーかダークブラウンのフローリングが多いと思います。これらの色をアソートカラーとして、家具などの色を揃えるのもひとつの手です。

 しかし、ナチュラル、ブラウンという色はベーシックな色なので、どんな色とも比較的相性がよいため、あえてベースカラー・アソートカラーという振り分けをしなくても問題ないと思います。どうしても気になる場合は、ラグを敷くなどして、床の色の面積を少なくするとよいでしょう。

カーテンやラグの色が部屋のテーマカラーに

 ベースカラーが決まったら、次はアソートカラーです。

 ベースカラーが白やベージュだとあまり目立たないため、そのような場合はカーテンやラグ、ベッドカバー、ソファなどのアソートカラーがお部屋のテーマカラーになります。なので、「青色がテーマのお部屋にしたい!」という場合は、青のカーテンやラグを買うようにしましょう。

 広い面積を占めるため、燃えるような赤やビビッドなイエローなどの派手な色を選ぶと、予想しているよりも激しい部屋になってしまいがちなので、少しトーンを落とした落ち着いた色を選ぶのがオススメです。

 カーテンもラグもベッドカバーも全く同じ色! というのはなかなかむずかしいですが、なるべく同系色の色を選ぶようにすると、まとまりやすいと思います。

 以上、部屋の配色の基本的な考え方をご紹介しました。
 次は、まとまりやすい配色パターンをご紹介したいと思います。

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