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業者の選び方・つきあい方(3)

リフォーム業者を選ぶための4つのポイント(1/2ページ)

森田祥範森田祥範

2016/02/19

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リフォーム業者を探す手段は?

リフォーム業者を探す手段としては、以下の4つをチェックする方法が考えられます。整理しておきましょう。

(1)インターネット
 ・リフォーム会社一括検索サイト
 ・住宅メーカー、工務店、リフォーム業者の自社サイト

(2)各種印刷物
 ・リフォーム入門解説書(リフォーム業者の情報が載っています)
 ・住宅建築雑誌のリフォーム特集号やリフォームムック(リフォーム業者の情報が載っています)
 ・リフォーム業者の広告チラシ

(3)口コミ
 ・新築したときの住宅メーカー、工務店からの紹介
 ・リフォーム経験のある知人の紹介

(4)イベント
 ・住宅メーカー、住宅設備メーカー、新聞や雑誌が主催するリフォーム相談会 
 ・自宅近くで実際にリフォーム工事している業者

リフォームチラシを信用しすぎない

ここで、リフォームチラシを見る際の注意点をあげておきます。

リフォーム業者の作成するチラシには、不動産広告の表示に対する法的規制(誇大広告の禁止など)は存在しません。つまりリフォーム業者は、チラシに何でも好き勝手な文言を書くことができます。

たとえば、「自社製品50パーセント引き!」「工事価格半額!」などと書いてあっても、元の金額を自由に操作できるのですから、本当に値引きしているのかどうか、消費者にはわかりません。また、たとえ値引きしていたとしても、別の部分で料金を上乗せされる可能性もあります。

つまり、リフォーム業者のチラシの「大幅値引き」「ディスカウント」「価格破壊」などのフレーズは信用してはいけません。各種工事代金の相場を、なんとなくざっくり把握する程度にとどめることが大切です。

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この記事を書いた人

モリタマネジメント株式会社 代表取締役

宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、相続対策専門士、ファイナンシャルプランナー、増改築相談員、二級建築施工管理技士。 LATUバリ建築スクール(インドネシア、バリ)ディプロマ取得。 1952年生まれ 兵庫県出身。早稲田大学卒業後、積水ハウス株式会社に入社、特建事業部(ゼネコン部隊)に配属。主に土地所有者の土地有効利用を中心とした営業に18年間従事する。また自社集客手法の独自企画や金融機関等のセミナー講師も務めて実績をあげる。 在籍期間の完工実績棟数は387棟。全国特建事業部表彰(特建営業300人中1位)、社長表彰(全社営業3800人中2位)、全社チーム別獲得粗利益表彰(全社全900チーム中1位)などの記録多数。退職するまでプレーイングマネージャーにこだわり続けた。 94年に建築リフォーム会社を設立し、現在まで22年間でテナントビル・マンション、店舗、住宅などのリフォーム工事を中心に約4000件余を完工。不動産の事業化プランニング、賃貸収益物件 (テナントビル、マンション)や店舗の収益最大化手法には定評があり、不動産オーナーの熱烈なファンが多い。 2009年、中小企業コンサルを目指して「ナニワの再建屋」桂幹人の門をたたき薫陶を受ける。桂幹人の実践的コンサルティングと自らの経験とを融合させた「モリタメソッド」を完成した。11年、多くの事業家を実践指導し、新たな事業を創る実践コンサルティングを開始、賃貸ビル・マンションオーナーの満室セミナー、工務店の脱下請け事業構築セミナー、中小企業経営者の新規事業構築勉強会(実践的指導)主催。また経営者、営業幹部の個別コンサルティングも行なっている。 指導先業種は、建設業、工務店、リフォーム会社、鉄工所、内装業、建設資材問屋、自動車輸出入業、子ども服セレクトショップメーカー、自費診療専門整体院チェーン、ブライダルを手がける呉服店、ヒーリングサロン、多店舗展開の美容室、大阪黒門市場マグロ専門店、デザイン事務所の新規事業支援等多岐にわたる。

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