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自分の身を守るために知っておきたいこと

防犯・安全性をチェックする6つのポイント(1/3ページ)

佐藤ゆみ佐藤ゆみ

2016/01/04

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ポイント1 まずは立地を確認

まずチェックしたいのが、駅から自宅までの道のりです。昼間だけでなく、夜の様子を必ず、確認しましょう。特に住宅街などは、昼間の様子と夜の様子がまったく違う場合も少なくありません。

街灯はどれくらいあるか、人通りは多いのか少ないのか、何かあったときに駆け込める店などは近くにあるか、駐車場や空き地などがないかも確認しておきましょう。暗く人通りの少ない道ですと、ひったくりなどの犯罪に巻き込まれやすいですし、駐車場や空き地の暗がりに不審者が潜んでいることも考えられます。できるだけ、駅から自宅まで人通りが多く、明るい道がある物件を選びましょう。

続いて物件が「死角」になっていないかどうかをチェックしましょう。奥まった人気のない場所にある建物は、通行人の目に触れにくいので、空き巣犯などに狙われやすい傾向があります。また、玄関や窓などが塀や生垣で隠れていたりすると。窓を破る作業などが容易にできるため、余計に狙われやすく注意が必要です。

ポイント2 部屋は2階以上を選ぶ

部屋はできるだけ2階以上の部屋を選びたいところです。1階の物件は避けるべきですが、それ以外でも油断はできません。エアコンの室外機などを使って侵入してくる場合もありますので、2、3階の部屋であっても内見の際にはベランダから外を見て、侵入されやすい経路はないか、チェックしておきましょう。

ポイント3 オートロックは必須

安全面を考えたとき、多くの女性が必須条件とする設備のひとつが「オートロック」です。マンションタイプの物件にはすでに多く設置されていますが、最近はアパートでもオートロック、内階段という構造の物件がとても多くなってきています。

オートロックに加えて、「TVモニターフォン」があればさらに安心です。モニターで訪問者の顔をしっかり確認することができるので、少しでも不審に感じたときにはドアを開けず、部屋にいるまま対応することができます。

オートロックがあると安心感がありますが、過信するのは禁物です。住人がロックを開けて建物に入るときを狙って、何食わぬ顔で住人と一緒に空き巣などが侵入してくる場合もありますし、引越し作業でエントランスが開けっ放しになっている場合もあります。

建物に入るときは、近くに不審な人がいないか、周りに注意を払いましょう。また、部屋に入る時も要注意です。部屋に入ろうとドアを開けたときに、後ろから押し込まれて、部屋に侵入されてしまうケースもあります。建物のなかだからと安心してしまわず、周りに注意してください。

次ページ ▶︎ | ポイント4 エントランスから防犯意識を確認

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この記事を書いた人

宅地建物取引士、インテリアコーディネーター

空間デザイナー、開業コンサルタント 不動産の力で女性の夢を応援することをミッションに、2015年2月に女性だけの不動産会社としてHouse Brian/ハウスブリアン(所在地:さいたま市)を企画、設立から運営まですべてをこなす。 ハウスブリアンの事業の2大柱として、 ☆シングルマザーこそ、家を買え。守ってくれる家探し ☆借りるだけじゃ意味がない。本当に繁盛する店舗の選び方 を掲げ、シングルマザーや女性起業家(予備軍)に向けての支援活動を行っている。 起業したい女性向けの創業スタートアップ勉強会やワークショップ、セミナー等を開催し、「何かを始めたいのだけど、きっかけがない」「場所がなない」という人には、お店の一部をレンタルスペースとして提供している。

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