連載・トピックス / 不動産投資

お金が全てではないが、あったほうが選択枠は増える!

『20代女子投資家が伝える 誰も教えてくれなかったお金の話』 奈湖ともこ 著

2020/01/21 住まいの大学

文/住まいの大学編集部

著者は“元ギャル”。ギャルといわれ想像するのは、一昔、渋谷でよく見られた“やまんば”や“ガングロ”などといわれた女の子たちを思い出してしまう。著者も女子高生時代は濃いメイクをし、夜な夜な渋谷で遊んでいたそうだ。

本著はそんな元ギャルであった奈湖ともこ氏が書いたお金の話。不動産投資で「3年で1000万円を貯めた」というから想像するギャルとはちょっと違う。20代で不動産を所有し成功を収めている。今ではギャルを卒業し不動産投資家に大変貌を遂げた、その達成ノウハウに興味がわく。

元ギャルはどのようにして不動産投資家となったのか。著者は21歳のときに高級マンションに引っ越ししようとしたところ母親に止められ、連れていかれた不動産セミナーがきっかけで投資家への道が始まったという。不動産セミナーに連れて行く母親というのも凄い…。

第1章は投資を行う自分自身の話。毎日、毎日一生懸命仕事をし、稼いでも容赦なく出ていくお金。どこへ消えていくのかわからないまま毎日が過ぎている方も多いだろう。そんな方へ、生活の見直しから貯金の仕方、さらに貯金を増やすためのテクニックなどを解説。当たり前といえる内容もあるが、今の私にはグサグサ刺さるものばかり。

第5章からは、貯めたお金を殖やす方法としての不動産投資のノウハウを公開。不動産投資のメリット、デメリットも含めて分かりやすく解説している。不動産投資といっても新築投資、中古投資、戸建てや1棟アパート投資、さまざまな投資がある。難しいことが多い不動産業界。不動産の購入や売却となると金額も大きく、知識がないと騙されることも珍しくない。さらに不動産投資の成否は「買うときに9割決まる」といわれている。その購入指標は「相場よりも安い価格の物件」「利回りが高い物件」「お金が残る物件」とのこと。はたしてそれをどうやって見つけるんだ? となってしまうが、まずは、最低限知っておかねばならないことを勉強して知識を得ることが不動産投資には重要。過剰ともいえる情報の中から何を捨て、何を選ぶのか、著者の考えも踏まえ基本的な知識が身に付くやり方を教えてくれている。

基本的な知識を学んだら、いざ物件探し。そして「お買い得物件の情報は急に飛び込んでくる」という。その日のためにしっかり準備をして待ち構えたいものだ。

ほかにも「買ってはいけない不動産」や「良い借金・悪い借金」など、投資に絡む話も知識として必要だ。本著にはそのような内容もしっかり網羅されている。

不動産投資が軌道に乗り始めたら最終目標を決めることも大切、と著者。ちなみに著者の当初の目標は「1000万の貯金」。投資を始めて3年で達成しているというから凄い。

不動産投資は「誰でも簡単にできる」とは言えないが「努力した分だけ結果のでる投資」であるという。努力の仕方すら分からない方も多いだろうが、この本を読み進めると一歩踏み出してみたくなる魅力がある。年代問わず活用でき、お金に関する日常の甘えを戒めるためにも一読をオススメする。

しかし、どんな投資をやるにしても「まずはお給料1カ月分の貯金」から始めたい。私も頑張らねば。

『20代女子投資家が伝える 誰も教えてくれなかったお金の話』 
奈湖ともこ 著
プラチナ出版 刊
1500円(本体価格)+税

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